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007・女性態

 昨日3月8日は「国際女性デー」でした。
 英国では、写真家のSam Taylor-Wood (サム・テイラー・ウッド)さん監督の映像が流されました。
 監修に007シリーズ製作会社・EONプロダクションのBarbara Broccoli (バーバラ・ブロッコリ)さん、ナレーションにM役のJudi Dench (ジュディ・デンチ)さんが加わっているので、007の新作と呼べるかもしれません。
 ダニエル・クレイグさん演じるジェイムズ・ボンドが女装しています。

http://www.youtube.com/watch?v=gkp4t5NYzVM

 拝見していて、すごく感慨深かったです。
 007シリーズは男尊女卑の色濃い映画でもありましたから。
 多少強引でも美女をgetできたりとか、お色気多発ならともかく、理解不能だったのは女性に対する暴力描写も差し込まれてたこと。スパイを疑うヒロインの頬をボンドが打って白状させようとするシーンは何度かありました。
 ロジャー・ムーア氏シリーズの中盤くらいまで続いていた気がします。
 今はボンドの方が殴られていますね…^^;
 イアン・フレミング先生の原作では、ボンドは一度も女性に手を上げてません。
  
 同じ頃に作られたミュージカルでも「高飛車な女性に手を上げて、男を上げる」みたいな場面がありましたので、思うに、この時代のエンタメではそういう描写も、ラブシーンと同じような扱いだったのではないかと思っています。
 それも踏まえての今回の演出だとしたら、とっても大きな皮肉です。


 「国際女性デー」で求められていることは、まだ、叶えられるのは難しい世界ですが、数分のフィルムに、ブレイク・スルーの力が篭められているのでしょうね。


 そしてテイラーさん撮影のダニエル・クレイグはとても魅力的。思索に耽る表情を良く撮られているのですが、皆とても美しい。一番に映える瞬間なのでしょうか。
 映されているのは、「今のボンド」なら、「慰めの報酬」のロシアの場面のボンドからさらに滑らかになった感じ。
 巖から氷への変化のような。
 元軍人から「諜報部員の顔」への仕事が彼を磨いたのか、それとも難しい恋愛真っ最中なのか。
 とはいえ、Mを見返してやる!という気持ち満々なのは、カジノロワイヤルのマンション潜入時から同じですね。

 
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高砂 舟

Author:高砂 舟
twitterもやっています。
@takasago_fune

偏った本読みと太極拳が趣味です。低レベルですが腐です。
今はグレアム・グリーン継続中。星野道夫さん、宮澤賢治氏、藤沢周平氏をよく読んでいます。
植田正治氏の写真も大好物。

大人計画とグループ魂とっかかり中です。

宝塚は長く観ています。観劇回数は少なくとも、おばあさんになるまで細く長く見ていきたい所存。

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