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 今回は私的な話です。
 (mixiからの転載です。手前勝手な話なのでたたみます)

 昨日「地域格差」について話す機会がありました。
 私の住んでいるところは地方都市で、都会に比べて、出来ないことがたくさんあります。
 都会の人が普通にできていることをやろうとするには、コストも時間も倍以上掛かります。

 一緒に話した方によると地元で地域と都会の差について意識する人は少なくないそうです。
 「都会では30分でできることがここでは3時間掛かってしまう(映画ですね)、街では300円で済むものが、ここでは3000円掛かってしまう。」言葉にひどく納得してしまいました。


 でも、私は却って救いになりました。
 それこそ長年色々とあれができたら、どうして楽しく思えることをみつけられないだろう・・・・・・と思って悩んでいたのですが、それは地域差から派生するもので「人の努力不足や器や質の違いではない」と思えたから。
 頑張りで避けられるものではないと思えたからです。

 地元は残念なことですが、女性が一人能力を発揮して充分に収入を得るには難しい環境です。
 現金収入も少ないワープアな県です。

 ここになんらかのスキルを持ち、それを生かして生計を立てて生きたいと願う人がいて、彼女が望む人生を進んでいけるか、せめてスタート地点に立てるところまでいけるかの障害と、努力の必要の大小は、生まれた環境によって異なっていくと思うのです。コストも、情報量も全く違います。

 そこから、努力を重ねていくか、置かれた場所に合わせて自分を変えていく方法を探るか、また完璧に方向転換をするか、それはその人の選択次第ですが、最初の環境そのものに色は無い。幸も不幸もあるかもしれないけど、優劣は無い。


 私は明るく華やかに見えるところに気持ちが行ってしまう性質で(汗)
 

 向こうには花が一杯咲き誇り、明るい日差しが一杯に満ちている。努力をし有能で、感性の高い人間達が笑い合って暮らしている。でも、ここには茫洋とした草地が広がっているだけだ。
 花咲く向こうに絶対に立ち入ることはできない、おろかで無知な人間は、その場に立ち入ることは許されない。そう長く思っていました。

 それならこちらにも花を咲かせるよう努めれば良い、そう返されるのは当たり前で、自分の足元にも花は咲いていることは知っているのですが、でも「遠く見える所にあるけど手が届かない、本当は手を伸ばそうとしない花」に、憧れるのは止められなかった。どの花の根元にも暗がりがある、と気付くような余裕はありませんでした。


 ここでの「花」は「生きる喜び」とか「楽しみ」とか、そういったものなのですが。
 向こうに咲く花と、足元に咲く花は色も植え方も違っているんですよね。


 ここまで書いてしまったのですが、地元は面白い活動をしている人や美味しいお店は数多いです。 知る人ぞ知る偉人も輩出しています。有名な所では、全国皆に愛されてたゲゲゲの旦那様、個人的好みでは鬼才の映画監督岡本喜八、幻想とリアルが同棲する写真家植田正治。淡い木々の色に、淡い日差し、と自然も豊かにあります。ご飯も美味しいです。白米の美味しさには東北産には負けてしまいますが!
 今回の震災は殆ど影響が無かったので(列車の間引き運転さえなかった。ディーゼル万歳)チャリティー活動が積極的に行なわれています。



薄曇の桜


 花はどこにでも咲いているもの、と信じられるようになりたいなあ。
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プロフィール

高砂 舟

Author:高砂 舟
twitterもやっています。
@takasago_fune

偏った本読みと太極拳が趣味です。低レベルですが腐です。
今はグレアム・グリーン継続中。星野道夫さん、宮澤賢治氏、藤沢周平氏をよく読んでいます。
植田正治氏の写真も大好物。

大人計画とグループ魂とっかかり中です。

宝塚は長く観ています。観劇回数は少なくとも、おばあさんになるまで細く長く見ていきたい所存。

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