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「仮面の男/Royal Straight Frush!!」宝塚公演・感想②~輝く雪の結晶たち

重ねて書きますが、生徒さんはみなすばらしかった!
久々の雪組ですが、皆さん演技が上手く、そして一丸になって気持ちが客席に前に向かっているのを感じます。
特に娘役さんは本当にお人形さんの様な美しい方が多くて、眼福でした。
これは10年前から変わらないです~。



音月桂(キム)さん・・ルイ&フィリップ
熱演でした。
ディカプリオさんのルイは基本的にカリスマ性のある根明な人間で、そういう人間が気楽に欲望に従い、国を動かしさらりと人の尊厳も奪ってしまうギャップがあったのですが、ルイは底に暗いものがあるような気がします。幼いころから王として生きる定めを負い、何か子供らしさを封じ込めてしまった過去があったのかもしれません。まなざしは強いけど暗く、権力を通してしか人と繋がれない人物像を感じました。
そのほの暗さはフィリップにも通じているのですよね。ただ、フィリップはコンスタンスに保護され、狭い世界とはいえ、純真な心を保っていられたのですね。
音月さん、演技が熱い、こゆい、決め顔がたまりません。
柔らかい美人さんなのですが、どうしてこういう決め顔が板についているんだと頭を抱えてしまいます。
月の光を浴びながらの剣の舞はとても美しかったです。だからこそ、もっと前に出て大きな柱になってほしかったです。
入れ替わり丸わかりでいいから!

舞羽美海(ミミ)さん・・ルイーズ
トップ娘役就任おめでとうございます!
ルイーズは大人しい女性のようですが、明るく朗らかな印象の生徒さんのため芯はとても強そうに見えます。ちょっとぐんちゃんを思い出しました。
ショーはまだ回りに埋没してしまいがちですが、宙組の野乃すみ花ちゃんも月組の蒼乃夕妃ちゃんもお披露目は大人しい印象でした。今の彼女たちは2倍3倍も大きくなっています。これから、音月さんとのコンビで大きく花開いていかれるのでしょうね。



早霧せいな(ちぎ)さん・・ダルタニアン
個人的感覚ですが、今の宝塚男役で随一の端正な方です。美青年顔なんですよね。
ですが、宙組で育ったらしい、元気一杯の兄貴分なところが素敵。
ダルタニアンは真面目青年らしい。こういうダルの役作りも面白いですね。軍人としての貌も重なって魅力的でした。
田舎から出てきて、ひたすら剣の道に取り組む青年銃士という感じでしょうか。このチギダル設定で、「三銃士」のオープニング辺りを見てみたいなあ。
今は居ないコンスタンスとの触れ合いのシーンも、愛情の篭った表情や視線で、思いがしっかりと伝わりました。

未涼亜希(まっつ)さん・・アトス
この方も端正な方ですよね。
まるで北欧貴族な外見と、歌いだされると朗々と響かせる喉を持つ人です。
しかしお芝居はお笑いOK!「相棒」の角田さんに惚れました!
アトスは、銃士隊に在籍はしていますが、本当は広大な領地を持つ貴族なんですよね。
戦争戦争で、弟に寂しい思いをさせていたのが想像させられます。
そんな背景も思い起こさせる落ち着きと気高さがありました。

緒月遠麻(きたろう)さん・・ポルトス
豪快な弟キャラ。「腹へったな」としょっぱなから言ってしまう黄レンジャーポジション。
馬で逃走の際最後尾ポルトスがどじっ子をして、後方を見た最前列アトスが呆れた顔をしているのに萌えました

蓮城まこと(きんぐ)さん・・アラミス
まるでチャラ男。一見軽く、対照的な個性のアトスとポルトスの真ん中に立ち、フィリップにも励ます言葉を掛ける、もしかしたら人間関係のプロかもしれません。さらっとした演技ながら、曲者な雰囲気を湛えていました。

この3人がルイ=フィリップの差し替えのため、王妃の誕生会に潜入する場面。衣装を変えて漆黒の衣装での「闇の騎士」でのダンス、なんというか耽美!うっとりしました。
映画は女装潜入してたので期待もちょっとしていたのですが、闇の騎士のしなやかなダンスも心で歓声を上げる格好良さでした。

キムちぎまっつ+きたろうキングの並びは好きですね。
何か、私個人の印象なのですが、すごくいし様時代の雪組を思い出します。
鈍く、深く輝く銀色を湛えている印象。
別の組から移ってこられた方も多いのですが。不思議です。やっぱり生まれ付いての雪組生のキムちゃんがトップを勤めているからかな。

現代か少し昔の、ドイツ辺りを舞台にした重厚なサスペンス物とか海外ミュージカルとか見たいなあ。
ぱっと浮かんだのは、「グランドホテル」。キムさんオットーにまっつ男爵とか最高では。

他にも舞咲りん・・ミレディ
白塗りして魔女のような役作りでした。台詞は少ないものの、大きな存在感だったのは、りんちゃんの演技力だったと思います。そんなミレディなのに、ひめちゃん&まっつさんの中ではアトス×ミレディが確立されているらしい!

大湖せしる・・ロシュフォール
ロシュフォールというのは、作品媒体ごとに役柄設定が違う人なのですが、今回は悪役の部下の一人でした。性格が悪そうに描かれてはいましたが、酒場のシーンはロシュに間違いはなかったと思います。せしるちゃんは眼帯つけて頑張っていました。片目で動きづらいだろうに、マントを翻しての剣戟の美しさは目を引きました。


来週10月28日からは、新しい三銃士映画「三銃士~王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船」も全国で公開されます。
ポールか児玉先生かと言いたい位にこちらも原作とは大幅に改変が施されています。
第一級の娯楽作のようです。
アトス役のマシュー・マクファディン氏は「プライドと偏見」(05)でダーシー役も演じられているとか!
東京公演を観劇された方は、はしごされてみては如何でしょうか。

ショー「Royal Straight Frush!!」の感想も少し。

幕が開いたとたん、客席がほっと緩んだのがわかりました。
最初にロケットというのは、一気に引き込まれて良いですね。
きたろうさん、おおきい!元々長身の人なのに金髪とさか頭。
今回のモンスターはきたろうさんのようです。
娘ジョーカーの愛加あゆちゃんも、真っ赤な衣装が可愛い。

「敗者の場面」は、勝敗に右往左往する人間達をあざける、巨きく精悍なジョーカー。
眼に焼きつきました。

客席下りもありまして、真後ろを真っ赤な衣装のキムさんが駆けて、隣をニコニコの下級生が踊ってくれると両手で「○」を作るしかできません。

耳に残る曲は少なかったのが残念ですが、力強く疾走する印象のショーでした。とても楽しかったです。

フィナーレ、私の席の前方はまっつ&きたろうさんでした。
し、しんちょうさ攻撃は嫌いではないです!
DVD「相棒」でも「めおちゃんと並ばすなーーー」と叫んだ記憶が。




次は星組公演ですね。
その後は月組大劇場&星バウで英国月間です。
涼紫央さん(とよこさん)星バウ公演主演おめでとう~!
「高慢と偏見」のダーシーとは、英国乙女の心を奪い続けた男性ではないですか。外見と内面のギャップがある紳士とは、「めぐりあいは再び」のマリオ兄さんのタイプでしょうか。とよこさんの英国紳士姿、お似合いでしょうね。人間模様が楽しいドラマ、にぎやかで楽しい作品になることを願っています。原作ではエリザベス視点ですが、今回はダーシー視点になるのでしょうね。ダブル主演でも楽しいかも^^

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プロフィール

高砂 舟

Author:高砂 舟
twitterもやっています。
@takasago_fune

偏った本読みと太極拳が趣味です。低レベルですが腐です。
今はグレアム・グリーン継続中。星野道夫さん、宮澤賢治氏、藤沢周平氏をよく読んでいます。
植田正治氏の写真も大好物。

大人計画とグループ魂とっかかり中です。

宝塚は長く観ています。観劇回数は少なくとも、おばあさんになるまで細く長く見ていきたい所存。

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