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境港から石見銀山へ②

島根県に移って、その日の宿は温泉津温泉の「吉田屋」さんでした。
ちょっと独特な成り立ちのあるお宿です。大正時代に建てられ、3代に渡って守られていたのですが、先代の経営者さんが引退になる際、地域活性化事業に携わっていた現女将が後を継がれたものです。


地元の農家さんの野菜を販売されたり、フェアトレードのコーヒーを出されたり、さりげなく、普通の温泉旅館とは異なる取り組みをしておられるようです。

大正時代からということでかなり古い建物かなあと心配だったのですが、清潔で温かみのある雰囲気でした。仲居さんは20代位の若い女性だったのですが、とても丁寧に対応してくださいました。観光目的で旅することは殆どなかったので、(ヅカとオフ会はたびだびだったのですが(つД`)相方と旅行もはじめて・・(つД`)こちらが緊張してしまいましたが、嬉しかったです。

吉田屋さんは山田洋次監督の寅さんシリーズの撮影場所にもなったようで、どの時代なのだろうと思ったら、かなり若い感じの・・蒼井優さんと同じくらいの年の賠償千恵子さんと青年寅さんの写真が^^;


食事は、野菜と魚介中心でした。地元の農家のおかみさんの作ったお野菜100%だそうです。ちなみに吉田屋さんの板さんも二十代の人だとか。若い~!
お魚がお刺身のほか、蒸したものもあり、その他お野菜料理も四品位ありました。
一時間くらいかけてご飯を頂くのが旨い旨い。地酒と一緒だとさらに浸みます。
とても美味しく、体にも良さそうでした。でも、重ねてですが「旅館のグルメ料理」とは一味違うので、そちらは覚えおいたほうが良いかも。

温泉津温泉のお湯はものすごく痛い。冗談ではなく塩の釜に入っているようでした。
一分くらい入浴すると肌が痛くなってきます。その上高温。
これは確実に、毎日入ると体が影響を受けます。
お肌もツヤッとしたような。バスソルトの数千倍みたいな感じです。

次の日は世界遺産・石見銀山に行ってきました。
銀山は周辺の景観も含めて遺産の指定もされていますので、環境を保護するため移動も10分位はなれた世界遺産センターからのバスになります。

とても晴れていて、木々の黄金色も染まっていました。
歩いて一時間くらいの町中に、坑道が散らばっているので、自転車レンタルしたほうが移動しやすいと思います。電気自転車もありました。
自分達は普通の方を借りたのですが、見にいける龍源寺間歩までなだらかな坂道になっているので、ひいこら言って登ってました。
間歩の中は暗くひんやりしていました。銀を掘り出す通路、空気穴、水を抜く穴が網のように絡まる場になっていました。
長い時間、多くの人がここで働いていたと思います。労働者の寿命は30代までだったとどこかで目にしたことがあります。世界遺産となった今は省みられていないのですが、温泉津温泉へ繋がる道には処刑場の後があるみたいです。
陰陽、全ての記憶を含めながら、今は保護され、静やかに穏やかに存在する町なのかもしれません。世界遺産に認定された後は、処刑場の記録などは観光客の眼に触れる媒体からは削除されたようです。歴史は暗部も含めないと、生きた記録としては残らないと思うのですが。

とても荒っぽい表現をしてしまうのですが、町の作りや山間の様子は、山陰の同じような集落と殆ど同じです。
でも、どこか他のどことも重ならない雰囲気があります。人が多く訪れる場所特有の賑やかさ、大きくて真新しい道路、清潔な町並みでしょうか。

憧れの「群言堂さんにもいけました。丁寧に作られた上質な服は、生地の色合いや全身のラインを見るだけでも輝いています。年齢的にも懐的にも手が届かないのですが・・^^;いつかは一着に身につけたい服です。両家の母へのお土産は靴下にして、お土産に梅ぼし柄の手ぬぐいゲットです。
「郡言堂」本店は古民家を改築されたそうです。広々とした二階はイベントスペースになっているのですが、お邪魔した日は秋の日差しと紅葉がガラス戸の外から覗いて、室内の影と混ざり合い異世界のような風景を作り出していました。
後日、できたら今度は夏の日に訪れたい街でした。

今まで遠出といえば趣味のイベントのみだったのですが、目的を含めない旅行もまた楽しいものですね。何度遠出できるか分からないのですか、また旅してみたいと思いました。
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プロフィール

高砂 舟

Author:高砂 舟
twitterもやっています。
@takasago_fune

偏った本読みと太極拳が趣味です。低レベルですが腐です。
今はグレアム・グリーン継続中。星野道夫さん、宮澤賢治氏、藤沢周平氏をよく読んでいます。
植田正治氏の写真も大好物。

大人計画とグループ魂とっかかり中です。

宝塚は長く観ています。観劇回数は少なくとも、おばあさんになるまで細く長く見ていきたい所存。

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